教育学部

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教育学部長あいさつ


 姫路大学教育学部は、教員や保育者を育てる学部です。そして、教員や保育者は、こどもたちを育てるための専門家です。だから、本学部は「人を育てる」ための人を育成することを目的にしています。わが国は、古くから「人を育てる」ための教育を重視してきました。江戸時代の寺子屋もその例の一つです。そして今も、教育や保育は重視されています。今以上に、教育や保育が重視されている時代はなかったと言ってもいいでしょう。こどもたちに寄り添い、こどもたちの悩みや苦しみを理解し、こどもたちとよろこびをともにすることのできる教員・保育者が求められています。また、従来の教育では十分といえなかった、障がいのあるこどもたちへの支援を充実させることも急務となっています。
  姫路大学教育学部は、そのような時代に対応するために、平成20年に文部科学省の認可を受け、開設されました。ようやく第3期の卒業生を送り出した、若い大学であり、若い学部です。清新なこころざしと未来への希望を持って、教員と学生がともに学び、ともに語らうことのできる学部です。
  姫路大学教育学部が第一に誇ることができるのは、豊かな教員陣です。教育学部には通学課程と通信教育課程があり、すべての教員は両方の課程に属しています。そのために、さまざまな専門を持ち、多様な科目を担当できる専任教員が、通学課程と通信教育課程の科目を担当しています。また、教育現場で豊かな経験を積んできて、実務に精通した教員もいれば、研究分野で高度な研究実績を挙げてきた教員もいます。重要な科目を、他の学校に属している非常勤教員に頼ることなく、本学の専任教員が責任を持って担当することができます。通学課程では授業やゼミで、通信教育課程ではレポート添削やスクーリングで、これらの専任教員に学ぶことができるのが、本学部の大きな特色です。また、豊かな教員陣を擁していることは、きめ細かい指導が可能になるということです。通学課程では、学生が教員と日々親しく接することが普通となっています。通信教育課程では、少人数でのスクーリングを親密な雰囲気で行っています。大規模な大学では難しい、親身な指導ができることを自負しています。
  本学部では、主な資格・免許として、保育士資格・幼稚園教諭一種免許・小学校教諭一種免許・養護教諭一種免許を取得することのできます。就学前のこどもたちについては、国の政策により、保育所と幼稚園をこども園として統合される方向にありますが、こども園に勤めるために必要となる保育士資格と幼稚園教諭免許の両方を取得し、しかも四年制大学ならではの豊富な学びを可能としています。すでに卒業生たちは保育所や幼稚園、そして小学校教員や養護教諭などとして、活躍を始めています。また、障がいのあるこどもたちに寄り添う仕事に就いている卒業生もいます。
  もちろん、教育学部では実習が重視されます。保育所や施設、幼稚園・小学校さらに養護実習は中学校や高等学校でも行われます。実習の場で、こどもたちに接し、はじめて「先生」と呼ばれるのは大きなよろこびでしょう。しかし、実習に行くには不安があっても当然です。十分な準備を行い、不安なく実習先におもむくことができるように指導することも、本学部では重視しています。
  教員や保育者は専門職です。専門職とは、一般的な知識・教養はもちろんのこと、専門的な知識・技能を持っていることが求められる職業です。そのためには資格や免許が求められます。また、資格・免許を取得するための学びが求められます。本学部では、このための専門教育のカリキュラムを用意し、あわせて豊かな教養を身につけるための共通教育科目も用意しています。専門職を目指し、わたしたち教員とともに学び、未来を切りひらいてゆく人びとが門戸をたたいてくれることを期待しています。


教育学部長 渡瀨 茂