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教育学部こども未来学科 教員と科目の紹介

氏 名
渡瀨 茂 WATASE Sigeru
所 属
教育学部こども未来学科/人文学・教育研究所
職名/役職
特別特任教授
担当科目
【通学】国語I(国語)、日本語表現法II、文学、比較文化論
【通信】国語I(国語)、日本文学
専門分野
国文学、国語学、日本文化

略歴

学位

 修士(文学、東京都立大学)

略歴

 兵庫県尼崎市、いにしえの津の国は神崎の里のわたりに生まれる。戦後転勤族の子弟として関東に移り、東京都立石神井高等学校および東京都立大学人文学部に学ぶ。学習塾、中高等学校、看護学校、短期大学、大学などの教壇に立ち、国語や国文学を教えた。

メッセージ

 わたしは「国語」についての科目を担当します。わたしたちはふだん、国語を意識することなく使っています。わざわざ文法を習ったり、いちいち辞書をひいたりしないでも、読んだり、書いたり、話したりします。その点で、英語のような外国語を使う場合とはまったく違っています。このように幼いときから身につけ、ふだん自然に使っていることばを、ことばの学問では「おかあさんのことば」つまり「母語」と呼びます。母語である国語は、ふだんつかっているときには「このことばはどんなことばだろう」「どんな仕組みになっているのだろう」なんて考えません。しかしこの国語についてほかの人に説明したり、教えたりするときには、国語がどのようなことばか、どのような仕組みになっているのかということを理解していなくては、うまくいきません。つまり国語を客観的に理解することが必要になるのです。
  国語の特質や構造について理解を深め、またあわせてことばの表現力を身につけることができるように、みなさんの学習を助けてゆきたいと考えています。

主な研究業績

論文

  1. 国語前の「国語」-隋書経籍志瞥見-(平成21年3月 研究と資料第60輯(研究と資料の会))
  2. スウェーデンの言語法および少数言語法―フィンランド言語教育制度および国語教育との比較の観点より見たる-(平成23年3月 近大姫路大学教育学部紀要第3号)
  3. 小学校学習指導要領国語科の「伝統的な言語文化」と神話の教材化(平成24年3月 近大姫路大学教育学部紀要第4号)
  4. 政治と鏖殺-日本軍記と比較しつつトゥキュディデスのシケリア派遣アテナイ軍潰滅記事を読む-(平成25年3月 近大姫路大学教育学部紀要第5号)
  5. 政治と鏖殺・補註-昭和戦前期国語読本・修身書・小学校唱歌における死について-(平成26年3月 近大姫路大学教育学部紀要第6号)
  6. 菅家後集の詩「謫居春雪」を読む(平成26年3月 翰苑第1号(近大姫路大学人文学・人権教育研究所))
  7. 列女伝瞥見(上)-遼史列女伝の賢女と烈女-(平成26年11月 翰苑第2号)
  8. 列女伝瞥見(中)-金史と宋史の列女伝-(平成27年3月 翰苑第3号)
  9. 遼史の語「国人」をめぐって-国語前の「国語」・補遺-(平成27年3月 近大姫路大学教育学部紀要第7号)
  10. 兵(つわもの)になる-今昔物語集巻第二十九第七語を読む-(平成27年12月 近大姫路大学教育学部紀要第8号)
  11. 列女伝瞥見(下)-高麗史烈女伝と大日本史列女伝-(平成28年11月 翰苑第6号(姫路大学人文学・人権教育研究所))
  12. 現行小学校国語科教科書における死と生(平成28年12月 姫路大学教育学部紀要第9号)

著書

  1. 王朝助動詞機能論-あなたなる場・枠構造・遠近法-(平成25年11月 和泉書院刊)
  2. 栄花物語新攷-思想・時間・機構-(平成28年4月 和泉書院刊)

社会活動

  1. 源氏物語を読む会 第1期-第6期(平成21年度-平成26年度 於近大姫路大学)